アトピー性皮膚炎によく効く低反応レーザー照射療法


低反応レーザー照射療法(LLLT, low reactive level laser therapy)

  アトピー性皮膚炎(AD)の原因は色々あります。
発症や悪化に大きく関わっているのが自律神経です。自律神経こそがADの本丸ともいえます。
AD患者の星状神経節近傍にLLLTを行うと、交感神経の機能が抑制され、リラックスでき、
睡眠の質の向上など緊張状態の自律神経が安定化し、アトピー症状が軽快することが確認されています。
治癒率70%と高い有用性が報告されています。

イメージ

レーザー射療の方法:星状神経節近傍に左右5分ずつ(それ以上でも可)
半導体レ効果:LLLTの効き目は抜群で、当院で一定のある期間調査した男女138例のAD患者では、
著明改善が32%、改善が51%、やや改善が16%、
改善が見られなかったのは1%でした(途中中止例は統計処理から除外)。

グラフ

●ストレスにより過剰緊張になっている自律神経をレーザーで安定化させて、アトピーが改善。

交感神経優位状態のために起こっている末梢の循環不良による冷え性、
繰り返し生ずる皮膚感染症、顔面の赤み、睡眠不足が、成人型アトピーの特徴です。

強いストレス刺激によって交感神経が過緊張して起こるための症状です。
星状神経節は胸から上の交感神経の中継点です。ここを低反応レーザーでブロックすることで、
交感神経の緊張が緩和されます。
すると自律神経の働きが正常化し、自然治癒力が高まってアトピーの諸症状が改善されるわけです。
成人型アトピーに特に治療効果が顕著なのは、胸から上の交感神経の緊張が緩和されるため、
顔面の症状が改善されるからです。

●自律神経と低反応レーザー星状神経節近傍照射療法
自律神経系は交感神経と副交感神経から構成されています。
その中枢は間脳の視床下部にあります。
呼吸・脈拍・血圧・体温・発汗・排尿・排便などは自律神経によってコントロールされています。
交感神経と副交感神経はそれぞれ括抗的に働き、交感神経は身体活動を亢進させるように作用し、
副交感神経はそれを抑制するように作用します。

たとえば交感神経が興奮すると心拍数が早くなり、副交感神経が興奮すると遅くなります。
交感神経は、体のあらゆる臓器や器官の働きを自動的に調節している自律神経の一つです。
一般に運動をしている時は交感神経が緊張し、
休んでいる時は副交感神経が緊張するというように必要に応じてどちらかの神経系が作用して、
臓器や器官の働きをコントロールしています。

図

交感神経系が興奮すると、
①心臓の拍動は促進、②血管は収縮、③血圧は上昇、④瞳孔は拡大、⑤気管支は拡張、⑥発汗は促進、
⑦消化活動は抑制、⑧立毛筋は収縮します。

一方、副交感神経系が緊張すると、①心臓の拍動は抑制、②血管は拡張、③血圧は下降、④瞳孔は縮小、
⑤気管支は収縮、⑥発汗は抑制、⑦消化活動は促進、⑧立毛筋弛緩
と交感神経の緊張状態とはまったく反対の現象が起こります。

星状神経節は7個の椎骨からなる頸椎の一番下にある第7頸椎の左右の横突起のところにあります。
星状神経節には、
頭・顔面・首・上肢・胸・心臓・気管支・肺などを支配している交感神経が集まっています。
いわば“神経のツボ”のようなところです。

低反応レーザー星状神経節近傍照射療法は、
頚部にある交感神経節(星状神経節)に生体深達性の高い波長の低反応レーザー光線を照射して
交感神経の作用を遮断する治療法です。

自律神経系の中枢である視床下部に影響を及ぼし、交感神経の緊張を緩和します。
低反応レーザー星状神経節近傍照射療法で、
おおもとの原因である交感神経の過剰な緊張を緩和させますので、いろいろな病気や症状が改善します。


診療について

▲藤澤皮膚科TOPへもどる